今更聞けない基礎の基礎2 Google Workspaceとは何か?

生成AI=ChatGPTという時代が終わり、世界中で毎月約8億人が利用するGoogleの生成AI「Gemini」。

「Gemini」という単語を耳にするときにセットで語られることが多い「Google Workspace」なんとなくどんなものか知っている方もいるかもしれませんが、いざ説明しろと言われると難しいもの。

この記事では難しい知識は一切なく、話題のGoogle Workspaceがどのようなものか、生成AI時代になくてはならないプラットフォームの使いこなし方をどこよりもわかりやすくまとめます。

Google Workspaceとは何か

最初にイメージをお伝えするとGoogle Workspaceとはレストランにおける「厨房」です。
仕事を調理に例えるのであれば、メール、資料、データ、会議といった食材が全てGoogle Workspaceという厨房の中に揃っています。

そしてGeminiはこの厨房で使う切れ味最高の「包丁」です。
良い包丁があれば料理は早く作れます。仕上がりも良くなるでしょう。しかし、どれほど良い包丁があれど、包丁だけでは料理はできません。整った厨房に食材や他の調理器具も全て揃っている。これを実現できるのはGoogle Workspaceだけです。

また、後述するNotebook LMのイメージは冷蔵庫です。現段階で冷蔵庫も一体となっているプラットフォームもGoogle Workspaceだけです。

では具体的に説明していきましょう。Google Workspaceとは、上記のイメージでもお伝えしたとおりGoogleが提供している仕事用のツールセットです。会社の仕事で必要になる

・メール
・資料作成
・表計算
・プレゼン
・データ保存
・オンライン会議

といったものを、すべて同じ環境で使えるようにした仕組みです。

これまでの仕事では

メールはOutlook
資料はWord
表計算はExcel
ファイルは別の保存場所

といったように、Microsoftを中心にツールやデータがバラバラになることが多くありました。Google Workspaceでは、それらがすべて同じ環境にまとまっています。

そのため、仕事の情報が一箇所に集まり、
チーム全体で同じデータを共有しながら仕事を進めることができます。

Google Workspaceには何が含まれているのか

様々なツールが含まれるGoogle Workspaceですが、よく使う主要なものをいくつか紹介します。

Gmail
メール機能です。Googleのアカウントを作るだけですぐにメールが利用できます。MicrosoftのOutlookを利用したことがある人であればOutlookのGoogle版といえばわかりやすいかもしれません。

Google ドキュメント
議事録や報告書などを作成する文章生成ツールです。Google版 Word と思って問題ありません。

Google スプレッドシート
ほぼ Excel です。しばしば「スプシ」と略称で呼ばれます。

Google ドライブ
様々なファイルを保存できるブラウザ上に存在するフォルダです。個人のPCに直接保存するのと違い、設定すれば自由に他の人とファイルの共有ができます。

Google Meet
オンライン会議ツールです。コロナ時代に流行ったZoomやMicrosoftのTeamsの仲間ともいえます。

Google カレンダー
その名の通りカレンダー機能です。

Gemini
ChatGPTと双対をなす生成AIです。GeminiもGoogle Workspaceの一員です。

Google Workspaceの便利なところは、これらのツールはすべて同じアカウントで利用でき、
ファイルやデータも自動的につながっています。つまり会社の仕事を一つにまとめる環境と言えます。

Gemini以外にも生成Iツールが存在

Google Workspaceには、生成AI:Geminiがありますが、その他にも便利なAIツールが存在します。

NotebookLM
様々な資料をAIが読み込み、内容を整理したり要約したりしてくれるツールです。
例えば会議資料・社内マニュアル・調査レポートなどを読み込ませると、AIが内容を理解して質問に答えてくれます。

NanoBanana
画像を生成できるAIツールです。プレゼン資料に使う図からイメージ画像まで、自動で作成できます。

全てをつなぐGemini

これらGoogle Workspaceのツール全てにGoogleのGeminiが連携しています。例えば

Gmail→ メールの要約や返信作成

Googleドキュメント→ 文章の下書き作成

スプレッドシート→ データ分析

スライド→ プレゼン資料作成

Meet→ 会議内容の要約

Drive→ ファイル検索や整理

このようにGeminiは仕事のデータを理解したAIとして様々なツール上で働いてくれます。チャットを入力して何かを作るだけではなく、仕事の環境と一体になって動くのがGeminiの最大の特徴でありGoogle Workspaceの明確な優位性です。

他のツールとの違いは

Gemini以外の生成AIで有名なものとしてChatGPTやClaudeの名前が挙げられます。
Gemini同様非常に高性能な生成AIではありますが、基本的には単一の生成AIツールです。
様々な方法で他のツール(Google Driveなど)と連携はできますが、あくまで外部で繋いでいるだけでツール内で生成AIを自由に使えるのはGeminiだけです。

また、Google Workspaceとよく比較されるのがMicrosoftの「Microsoft 365 (Office)」です。ここには「Copilot」という生成AIが搭載されていますが実は中身はChatGPTとClaudeです。

つまり、自社で開発した生成AIを有しかつ大規模なプラットフォームを持つのは現状Googleだけとなっています。

まとめ

生成AIの世界では、これからも毎月のように新しいツールが登場していくことでしょう。
しかし、毎回ツールを変えていては仕事の環境は安定しません。
イメージで例えるならば、毎月厨房を変えたりましてや外で調理器具を持ち出し食材を現地調達しながらその場で料理しているようなものです。

まずは、Google Workspaceという厨房を用意する。そして

Geminiという包丁で仕事=食材を調理していく。

この形を作ることが生成AI時代において無理なく生成AIを日常業務に取り入れる最適解です。

自社に厨房がない!よくわからない調理器具を使わされている。Google Workspaceが導入されてはいるが全く使い方がわからない!そんな時は是非一度ご相談ください。