Structured Output(構造化出力)

・英語による用語:Structured Output
・用語カテゴリ:技術用語
・日本語読み:ストラクチャードアウトプット(構造化出力)
・種別:出力形式の制御
・位置づけ:LLMのアプリ組み込み技術
・関連:ツール呼び出しプロンプトエンジニアリングAPI連携LLM
・備考:LLMの出力をJSONなど決まった形式・スキーマに強制し、システムで扱いやすくする仕組み。

Structured Output(構造化出力)とは?AIの答えを決まった形で受け取る技術

Structured Output(構造化出力)とは、大規模言語モデルの出力を、自由な文章ではなくJSONなど決められた形式(スキーマ)に沿った構造化データとして返させる仕組みです。AIをアプリケーションやシステムに組み込むうえで、欠かせない技術になっています。

AIの回答が毎回自由な文章だと、その中から必要な値をプログラムで正確に取り出すのは困難です。構造化出力を使えば、たとえば「氏名・金額・日付」を決まったキーで返させたり、分類結果を決まった選択肢の中から返させたりでき、後続の処理へそのまま渡せます。近年は、出力が指定スキーマに必ず従うことを保証する機能を備えたモデルも増えています。

これにより、フォームの自動入力、データ抽出、分類、ツール呼び出しの引数生成、業務システムとの連携などが安定して実現できます。AIエージェントが外部ツールを正確に操作するための土台にもなっており、生成AIを「使える部品」として業務に組み込むための基本技術といえます。