2025年10月23日の「デイリーAI」です。
本日のヘッドラインはこちら。
今日のTOP NEWS (2件)
1. Google、NotebookLMさらに新機能追加か
・データテーブル機能が追加されデータの比較・整理が可能に
・リサーチモードにDeepResearch機能も追加予定
・スライド機能のカスタマイズ性も向上
・ソースのフィルター機能や動画の文字起こし機能も追加か
・情報源: https://www.testingcatalog.com/notebooklm-to-get-data-tables-artefact-deep-research-to-be-released-soon/
2. NIST、次世代AIの安全なハードウェアに関するワークショップを中止
・米国国立標準技術研究所(NIST)が、ワークショップの中止を発表
・米国政府の年間予算失効が原因
・半導体の設計から展開までの安全性を確保する国家戦略を議論する目的
・情報源: https://www.nist.gov/news-events/events/2025/10/sushinist-rolling-next-generation-secure-hardware-standards
Today’s Insight
確かな情報に基づくリサーチと壁打ちができるGoogleのNotebookLMにおいてさらなるパワーアップがリークされました。これまでのNotebookLMはPDF、ウェブサイト、YouTube 動画、音声ファイル、Google ドキュメント、Google スライドなどのソースをアップロードするもしくは、知りたい情報を指示することで即時の情報分析が行われ、ソースも提示してくれるチャットボット機能がメインでした。「Studio」機能には「音声解説」「動画解説」「マインドマップ」「レポート」「フラッシュカード」「テスト」があり、情報を任意の形式で出力しキャッチアップできましたが、多くの方々がマインドマップ機能しか使っていなかったのではないでしょうか。
今回の機能追加によりデータテーブル機能を用いて表形式出力や分析、スライド生成ができることでより広範なソースをより最適な形式でインプットすることが可能になります。
この機能追加は、ビジネスパーソンにとってはツールの見直しが必要になるほどの大きな変化です。多くの方々が望むスライド自動生成は現状事実上GensparkとManusの2強状態でGoogleworkspace環境下ではGASを組まない限りビジネスシーンで使えるものはありませんでした。
さらに、データ分析についても構造化された表を作成し分析・整理できるようになったことで、”全ての情報整理はNotebookLMで行う”という新常識が生まれたと言えます。
無料で利用できるのでまだNotebookLMを利用されていない方は必ず使い始めないといけない時代が来ています。
— 宮﨑 佑太(生成AI活用アドバイザー)

 
	 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			 
			