Multi-Agent(マルチエージェント)

・英語による用語:Multi-Agent
・用語カテゴリ:技術用語
・日本語読み:マルチエージェント
・種別:複数AIの協調システム
・位置づけ:複数エージェントによる分業・協調
・関連:AIエージェントAgentic AIA2AMCP
・備考:複数のAIエージェントが役割分担・協調して、単体では難しい複雑なタスクを解く仕組み。

Multi-Agent(マルチエージェント)とは?複数のAIが協力する仕組み

Multi-Agent(マルチエージェント)とは、複数のAIエージェントがそれぞれ役割を分担し、連携・協調しながら、単体のAIでは難しい複雑なタスクを解く仕組みを指します。人間のチームが「調査役」「執筆役」「レビュー役」に分かれて協働するように、AI同士を役割ごとに組み合わせる発想です。

たとえば、あるエージェントが計画を立て、別のエージェントが情報収集を行い、さらに別のエージェントが成果物を検証する、といった分業が可能です。役割を分けることで、各エージェントの専門性を高め、長く複雑な作業でも品質と一貫性を保ちやすくなります。エージェント同士が議論して答えを磨くアプローチもあります。

こうしたエージェント間の連携を標準化する動きとして、A2A(Agent2Agent)のような相互運用プロトコルや、ツール接続を担うMCPが整備されつつあります。複雑な業務自動化を実現する有力なアプローチである一方、制御の難しさやコスト、エラーの連鎖といった課題もあり、設計と監視が重要になります。