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AI検索サービスで知られるPerplexityが、Mac上で動作するAIエージェント「Personal Computer」を公開。この機能はローカルファイルやアプリを操作しながらタスクを自動実行できるもので、AIがパソコンを直接操作する「常駐型AI」がさらに市場に増えることとなった。
Perplexityが「Personal Computer」を発表
AI検索エンジンを開発する Perplexity は2026年4月17日、Mac向けの新機能 「Personal Computer」 を正式に公開しました。
この機能は、従来のチャット型生成AIとは異なり、ユーザーのPC環境そのものにアクセスしてタスクを実行するAIエージェントです。
具体的には次のような操作が可能になります。
- ローカルファイルの検索・読み取り・作成
- Macのネイティブアプリ(Mail、Finderなど)の操作
- Webブラウザでの調査・検索
- 音声やテキストによるタスク指示
- 複数アプリをまたぐワークフローの実行
つまり、生成AIが「質問に答えるツール」ではなく、ユーザーの代わりにPC作業を実行する存在へと進化した形です。

従来のPerplexity Computerとの違い
Perplexityはすでに「Perplexity Computer」という機能を提供していました。違いはシンプルです。
| 機能 | 特徴 |
|---|---|
| Perplexity Computer | クラウド上でタスクを実行 |
| Personal Computer | ローカルPCにアクセスして直接操作 |
Personal Computerでは、AIがユーザーのMacに直接接続されるため、
- ローカルファイル
- ネイティブアプリ
- PC上の作業環境
といった実際の業務環境を使ったタスク実行が可能になります。

Mac miniで「常駐AI」として動作
Perplexityは、この機能を常駐型AIエージェントとして使うことを想定しています。
例えば、
- Mac miniを専用AIマシンとして常時稼働
- AIがタスクを継続処理
- スマホから指示
といった使い方が可能です。
つまり
「AI専用PC」を用意して仕事を任せる
というコンセプトです。
料金と提供対象
現時点ではこの機能は
- Perplexity Max(月200ドル)
のユーザー向けに提供されています。
通常の Perplexity Pro(月20ドル) では利用できません。
常駐型AIエージェント市場の現在
今回の発表は、生成AI業界の大きな流れとも一致しています。現在のAI開発競争は
チャットAI → AIエージェント → PC操作AI(常駐型AIエージェント)という段階に進んでいます。
代表例としては
- OpenAI:Operator
- Anthropic:Claude Code / Conway(開発中)
- Genspark:Claw
- Perplexity:Personal Computer
などが挙げられます。
つまりAIは各社
「質問に答えるツール」から
「実際に仕事をするソフトウェア」
へと進化しています。
まとめ
今回の発表は、今後のAIエージェントの方向性を象徴する動きといえます。
従来のChatGPTやGemini、Claudeといった生成AIが人間が操作するAIだったのに対し、今後はAIが人間の代わりに仕事をするようになっていきます。
Perplexityは元々は「検索AI」企業のフラッグシップでしたが、ここでAIエージェント企業へ大きく舵を切ったと見ることもできます。
もちろん「Personal Computer」が他の常駐型AIエージェントとどのような違いがあるかは注目すべきことですが、それ以上にPerplexityに限らず、今後様々な生成AIツール企業が続々と常駐型AIエージェントを発表していくことが予測されます。
どのような常駐型AIエージェントが登場するのか、どのエージェントが覇権を握るのか注目です。

