・英語による用語:Midjourney
・用語カテゴリ:ツール名
・日本語訳・読み:ミッドジャーニー
・種別:画像生成ツール
・備考:高品質な画像を生成するサービス。多数の案を素早く出して方向性を比較でき、広告ビジュアルやコンセプト検討で使われやすい。
Midjourneyとは?芸術性の高い画像生成で知られる人気AIツール
Midjourneyは、テキスト(プロンプト)から高品質な画像を生成できる画像生成AIサービスです。開発・運営は米国の Midjourney, Inc.(独立系の研究開発組織)で、CEOのDavid Holzが率いるチームが継続的にモデルと制作機能を更新しています。使い方は、プロンプトで意図を伝えて複数案を生成し、気に入った案をアップスケールやバリエーション生成で詰めていく制作フローが基本です。スタイル参照(作風の寄せ)や参照画像(人物・物体の一貫性)など、見た目の方向性を固定して量産するための機能が充実しており、広告ビジュアル、コンセプトアート、SNS素材の試作で強みを発揮します。近年は静止画だけでなく、画像から短尺動画へ展開する機能も提供され、絵コンテ的な用途にも広がっています。
一方で、権利面の論点は重要です。2025年にはDisneyやUniversalなど大手スタジオが、著作権侵害を主張してMidjourneyを提訴したと報じられています(係争中で結論は未確定)。企業利用では、生成物が既存IPに似すぎていないかの目視確認、IP名や固有キャラクター名の使用ルール、最終成果物の法務・ブランドチェックなどを運用に組み込むことが現実的です。
他の画像生成AIとの差異として、Stable Diffusion系はローカル実行や拡張で「自由度とカスタム性」が高い一方、環境構築や運用設計が必要になりがちです。Adobe Fireflyは権利配慮を前面に出し「商用での安心感」を訴求する立場。OpenAI系はAPIを通じて生成・編集を組み込みやすく、プロダクト実装に強みがあります。これに対しMidjourneyは、操作の速さと“画の完成度”、作風づくりのしやすさで、制作の探索・量産フェーズに選ばれやすいサービスと言えます。